液槽冷熱衝撃試験

気槽冷熱衝撃試験は空気を媒体として温度ストレスを与えますが、液槽冷熱衝撃試験は液体を媒体として温度ストレスを与えます。
液槽冷熱衝撃試験は温度変化の速度がかなり速いため、気槽の冷熱衝撃試験や市場で発生する故障と異なる故障モードの不良が発生する場合がありますので試験結果の判断には注意が必要です。
液槽冷熱衝撃試験は弱い箇所を探す場合或いは試験期間の短縮には有効な試験方法です。

使用装置 / 液槽熱衝撃試験装置

液槽冷熱衝撃試験装置の主なスペックと保有台数

内法:W170×H180×D300mm 、耐荷重:5kg 、温度範囲:-65~0 / +60~150℃
内法:W190×H190×D330mm 、耐荷重:8kg 、温度範囲:-65~0 / +60~150℃
内法:W320×H240×D320mm 、耐荷重:10kg 、温度範囲:-65~0 / +60~150℃

大型・重量のある試験試料に対応するために大型の液漕冷熱試験装置を保有しています

液槽冷熱衝撃試験規格の例

EIAJ ED-4701/300 method 307 Thermal shock
JESD22-A106 Thermal shock
IEC 60749-11 Rapid change of temprature
MIS STD-883 1011.9 Thermal shock
その他、様々な試験規格で規定されています。

液槽冷熱衝撃試験 内容

液槽冷熱衝撃試験 構造 高温及び低温の2槽構成
試験試料設置 ステンレス製試料カゴ内に固定設置
液槽冷熱衝撃試験 動作 試料カゴが低温槽/高温槽間を交互に移動
液槽冷熱衝撃試験 使用液 品名:ガルデンDO2-TS(アウジモント製), フッ素系不活性液体
使用温度範囲:-65℃~+150℃

液槽冷熱試験における使用液のガルデンは、不燃性で低温から高温までの使用温度範囲が広く、電気絶縁性に優れています。

試料カゴ内設置例画像
試料カゴ内設置例

液槽冷熱衝撃試験 適用例

  • 半導体パッケージ  基板/実装基板
  • 電子部品/電子機器製品  太陽電池
  • 接合部材
  • 樹脂部材

試験動作(動画)

  • 下の画像をクリックすると試験装置の動作を動画で見ることが出来ます

試験温度プロファイル

  • 低温⇔高温間の温度は急激に変化します
低温⇔高温間の温度は急激に変化します