ネジ(Cu2Zn)について、EBSDによる解析例を紹介いたします。
EBSDによる解析
EBSDにて結晶構造を観察
※表面は使用によるダメージがあり菊池線が検出されなかったため欠損データ有。
EBSD法により結晶サイズの分布や、結晶方位の配向性を確認することができます。
今回はネジの谷部分の方位差が大きいことがわかり、残留応力が大きいことが推測されます。また、ネジ表面には粒径の小さい結晶粒が分布している様子も観察されました。





