有機材料、高分子材料の分析評価

溶剤、添加剤、医薬品、プラスチックなどの有機材料は、金属、無機素材とともに欠かせない材料である。

軽元素の組み合わせで多種多様な種類を有し、またその特異性は構造や分子間力、電子の挙動から発現しますが、特性の根本的な把握に化学機器分析および評価は必要と思われます。本資料では、有機素材の分析評価サービス事例をご紹介します。

FT-IR分析

PET(ポリエチレンテレフタレート)の変質劣化をFT-IRにて分析。特異なピークの強度差で劣化の把握が可能です。

 

FT-IR分析
PET分子構造
IR装置

GC-MS分析

錠剤のPTP梱包シートをGC-MSそれぞれのモードで分析。添加剤や塩ビ(PVC)の分解物を検出し構成素材を把握します。

熱脱着GC-MS分析
熱分解GC-MS分析
GC-MS装置

GPC(SEC)による分子量分布評価

ポリプロピレン(PP)の分子量およびその分布を分析評価。

サンプル:PP(紫外線未照射)PP-UV1(照射)PP-UV2(裁断照射)

重合評価、ペレットロットの比較、樹脂機械強度低下の把握、クラック近傍の分子量低下の把握などに有効。

分子量差
GPC(SEC)による分子量分布評価

アイテスでは、材料分析から高精度加工解析、および信頼性試験まで幅広くご対応いたします。

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TEL:077-599-5020