超微小硬度計による材料の特性評価

超微小硬度測定の荷重変曲線から、様々な材料の顔(特性)が見えてきます。

各材料の特性評価

使用材料:プラスチック、SUS、Au、ガラスプレート、Al

使用材料

マルテンス硬度*1
(N/mm2)

ヤング率
(Gpa)

弾力割合*3
(%)

押込深さ
(µm)

ビッカース硬度*2

Al

488.5

64.3

6.0

4.75

49.7

ガラスプレート

3533.9

65.5

56.4

1.73

644.3

Au

433.2

51.8

5.7

5.04

45.2

SUS

1812.2

90.7

14.7

2.44

212.4

プラスチック
ケース

156.6

3.4

43.7

8.42

21.9

*1 マルテンス硬度 弾性・塑性を含めた硬度  *2 ビッカース硬度 弾性を考慮した塑性のみの硬度 *3 弾力割合(回復量の割合)

押込み量が少ないガラスプレートが最も硬く、押込み量の多いプラスチックケースが最も軟らかいといえます。

回復量の多いガラスプレートとプラスチックケースは弾性の割合が高く、回復量の少ない金属類は塑性の割合が高いといえます。

ヤング率の高いSUSは硬い傾向にあり、材料応力が高く、加工がし難い材料であるといえます。

線図から分かる材料特性

下地の影響を受けた場合の線図

下地の影響を受けた場合の線図

薄膜が破壊された場合の線図

材料が下地の影響を受けたり、薄膜自体に破壊が生じた場合、勾配に変化が現れます。(丸囲み部分)

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株式会社アイテス 品質技術部
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