CDM試験 低湿度環境対応

ANSI/ESDA/JEDEC JS-002-2014(最新版 JS-002-2018)において、試験時のデバイス付近の相対湿度は 30%未満にすることを要求されています。

AEC規格においても2019年の改訂で ANSI/ESDA/JEDEC JS-002に準拠すると明記され、相対湿度 30%未満の低湿度環境の要求は、今後も高まってくると見込まれます。

CDM試験の主要規格の湿度要求

規格名

試験環境

ANSI/ESDA/JEDEC JS-002-2018

相対湿度30%未満

AEC – Q100-011 Rev-D

AEC – Q101-005 Rev-A

相対湿度30%未満

(JEDEC JS-002に準拠)

JEITA ED-4701/302A(試験方法305D)

周囲温度 25℃±5℃

仕様

湿度制御 : ドライエア(露点温度-20℃)により湿度30%未満を実現

確認方法 : サンプル設置近傍の2ヶ所に温湿度センサーを設置して温度・湿度を常時モニター 

    相対湿度が30%未満となった時点で試験開始

試験装置 : CDM SIMULATOR HED-C5002 (阪和電子工業株式会社)

CDM SIMULATOR HED-C5002

(阪和電子工業株式会社)

温度・湿度センサー(矢印の2ヶ所)

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