液晶ディスプレイやOLEDなどの発光面の輝度・⾊度ムラについて、
⼆次元⾊彩輝度計を⽤いて測定を⾏うことで、ムラなどを評価することできます。
測定器概要
測定項目 ︓三刺激値(X, Y, Z)、⾊度(x, y)
測定範囲 ︓0.01cd/m2〜1,000,000cd/m2
有効画素数 ︓1376×1024
発光面サイズ ︓15〜115インチ程度
設置方法・治具 ︓縦置き、平置き など、形状に応じて対応
測定例
輝度測定(表示面を⼆次元輝度計で測定)
液晶ディスプレイ表示面のデジカメ画像と、⼆次元輝度計で輝度測定を⾏った結果を⽐較しています。
デジカメ画像ではムラの分布が判別しにくい状態ですが、輝度分布のカラースケール表示では、輝度ムラのあるエリアが目⽴つようになり判りやすくなっています。
以下は任意の箇所で断面プロットを⾏った輝度データのグラフです。断面プロット①は画面中央が⾼く全体的に変化していますが、輝度はなだらかに変化しています。
断面プロット②は面内下部で左側と右側にグラフ上で少し輝度が⾼く凸になっている部分があり、その部分が局所的に明るさが違い目⽴っています。
測定イメージ
その他の測定対象例
・⾞載製品
⇒センターメーター、エアコンパネル、
カーナビなどの表示部評価
・照明製品
⇒LED照明などの発光部のムラ評価