トグルスイッチのX線観察 実装前のトグルスイッチ部品において、操作レバーが切り換わらない不具合品が見つかりました。X線で透視観察を行ったところ、内部の金属板がズレている様子が観察され、不具合の原因が判明しました。 トグルスイッチの観察事例(X線透視観察&直交CT観察) 実体顕微鏡像 X線透視像 本来、金属板は中央の端子を軸にシーソーのように動き回路を切り替える役目をしていますが、不具合品では金属板がズレているため、レバーが反対側に切り換わらず、回路の切り替えができなくなっていました。 X線CT像 CT観察では3D像の他、X、Y、Z方向の任意のスライス断面像が得られます。 お問い合わせはこちらから 株式会社アイテス 品質技術部 TEL:077-599-5020 メールでのお問い合わせはこちらから