ハイパワー恒温恒湿器を導入しました。温湿度制御範囲の拡大のほか、車載用部品等の温度サイクル試験・温湿度サイクル試験に最適です。
試験装置と温度/湿度制御範囲
最大15℃/分(-45⇔+155℃)の定速温度変化が可能であり、温度勾配をコントロールしての温度サイクル試験が実施できます。
また湿度制御範囲が一般的な恒温恒湿槽より広く、95℃にて制御可能です。
装置外観
温度制御範囲
-70℃ ~ 180℃
(図:エスペック㈱ マニュアルより)
試験例
温度サイクル試験
温度変化を緩やかに行う温度サイクル試験は冷熱衝撃試験よりも実環境に近いストレスを与えることが可能です。
高い冷却能力を持っているため、発熱の多い試料でも温度の維持が可能です。
温湿度サイクル試験(結露試験)
温度サイクルに湿度も加えて制御する、温湿度サイクル試験に対応しています。
試験の内容に沿ってプログラムの設定を行うことができます。
参考規格:JASO-D-014-4-2014