高度な技術力でお応えする受託試験です。恒温恒湿試験は試料が恒温/恒湿条件下に晒された場合の耐湿性の評価等で実施されます。恒温恒湿バイアス試験はイオンマイグレーション評価等のために実施されます。恒温恒湿試験器は温湿度を制御することができるため、温度特性の確認・吸湿性の確認の為に実施したり、梱包材の密封性の評価等を行ったりする場合もあります。
使用装置 / 恒温恒湿試験器
恒温恒湿試験装置の主なスペック
内法:W960×H1,000×D720mm 、 温湿範囲:-70~+100℃/20%~98% |
内法:W960×H1,000×D720mm 、 温湿範囲:-20,-40~+100℃、+150℃/20%~98% |
内法:W570×H850×D520mm 、 温湿範囲:-70~+150℃/20%~98% |
内法:W570×H850×D720mm 、 温湿範囲:-20,-40~+100℃、+150℃/20%~98% |
恒温恒湿試験規格の例
JIS C 60068-2-3 | 環境試験方法 -電気・電子- 恒温恒湿(定常) 試験方法 |
EIAJ ED-4701/100 method 102 | Temperature humidity bias (THB) |
EIAJ ED-4701/100 method 103 | Temperature humidity storage |
IEC 60749-5 | State temprature humidity bias life test |
JESD22-A103 | High Temperature Storage Life |
JESD22-A108 | Temperature, Bias, and Operating Life |
その他、様々な試験規格で規定されています。
恒温恒湿試験装置の構成
☆外部印加及び測定
試験試料への電圧・電流印加 あるいは 抵抗測定等のための配線を行うために恒温恒湿試験装置にはケーブル孔が装備されています。
☆外部制御端子
試験の温度・湿度のパターンに連動して制御できる外部制御端子が装備されています。
試料への通電制御が行えます。
恒温恒湿試験 事例
- 高温逆バイアス試験 / 高温高湿バイアス試験( パワーデバイス/実装品の信頼性評価 )
- 高密度基板のイオンマイグレーション評価
- 電子機器製品/電子部品の温湿度評価
- 温湿度による寿命試験/耐久性試験
- 気候変化シュミレーションとしての温湿度サイクル評価試験
- 樹脂部材の耐湿/吸湿評価試験
- 輸送環境シュミレーションとしての耐温湿度評価試験
- 梱包材の保存試験
恒温恒湿試験 適用例
- 半導体パッケージ
- 実装基板
- 電子部品/電子機器製品
- 樹脂材料
- 太陽電池
- LED/OLED
- ディスプレイ/タッチパネル