日々パソコンや産業装置を保守、修理している私達ですが、修理以外に出荷検査受託サービスを請け負っています。
出荷検査受託サービスとは
様々な電子部品の実装基板の外観目視検査を請け負うサービスです。ボードと呼ばれる実装基板には様々な電子部品が半田付けで実装されています。それらの実装状態に異常がないか顕微鏡などを用いながら検査をするのです。
何故アイテスで検査なのか?
あるお客様からこのようなご要望をいただきました。
「うちは海外メーカーの制御ボードを日本のお客様向けに納めているんだけど、どうしても日本の検査基準で検査したものを納品したいんだよね。」
「でも海外メーカーに依頼するとコストと納期がかかってしまうから何とか国内で検査をしたいんだ。」
アイテスでは社内で定めた検査員認定に合格した作業員がご要望にお応えします。
IPC-A-610 (注1)の国際規格など、お客様のニーズに応じた基準で検査をすることも可能です。
(注1)IPC-A-610とは
世界で最も多く利用されている電子組立における標準規格です。最終製品の合否判定基準のソースとして、高い国際的評価を得ています。ISO-9000、IEC等の規格団体のみならず、品質保証への取組みに注力する多くの企業に支持されています。
顕微鏡を使って基板のチェックを行うのは一見とても地味な作業ですが、肉眼では見つけにくい小さな異常個所を発見できた時はすごく達成感が生まれます。このような日々の習慣と積み重ねが日常の修理の分野でも大いに役立っているのです。
チップコンデンサの亀裂
パターンの断線
お客様の様々なご要望にお応えする
さらに、お客様の様々なご要望にお応えできる、不具合箇所の修復、検査成績書の発行なども可能です。また検査用の冶具などのご提供があれば動作試験も一緒に行えます。いつでもお気軽にお声がけ下さい。