今回はLCDパネルに使われているバックライトについて紹介します。
まずはこちら。
パネル全体が薄暗く、赤みが掛かって見づらい状態になっています。
これは内蔵されているバックライトの劣化でこのような表示になっています。
今回はこのパネルに付いているバックライトの交換を行ってみたいと思います。まずは分解しバックライトを取り外します。
白い矢印部分が黒くなっています。
古くなったバックライトは基本的に矢印の辺りが黒く変色しており、さらに劣化が進むと折れていることもあります。
良品のバックライトと比較すると・・・
上側が先ほど外したバックライト、下側が交換用のバックライトです。
下側のバックライトに黒い変色は見られず、綺麗な状態であることが分かります。下側のバックライト取り付け、組み立てると
パネル全体が明るくなり、赤みも取れています。
今回はバックライトについて簡単に紹介しました。
最後にバックライト取扱時の注意点をまとめました。
1. 劣化したバックライトは非常に高温になります。
点灯中や消灯直後などは素手で触らないようにして下さい。
2. バックライトはガラスで出来ており、非常に脆く割れやすいです。
取り扱いの際には、手袋やメガネ等の保護具を装着して下さい。
3. 今回紹介した内容は一例であり、全てのLCDバックライト交換を保証するものではありません。