先日、普段使っているマウスが故障したので、お店に買いに行ったのですが、とても沢山の商品があって、選ぶのに迷ってしまいました。現在のPC操作に不可欠な周辺機器「マウス」ですが、意外と詳しくは知らない製品と思いました。これから買い替えを考えられる際の参考として、ご紹介をしたいと思います。
マウスの接続方法
現在のマウス接続方法には、主に2種類あります。1つはUSBケーブル等で接続する「有線タイプ」です。一般的に製品価格が安価で、つなげてすぐに使うことが出来ます。操作の遅延が少ないことから、ゲームなど特殊な用途に好んで使われる方も多いようですが、使う場所によってはケーブルが邪魔になってしまいます。
もうひとつはケーブルなしでPCと接続出来る「ワイヤレスタイプ」で、下記2種類があります。
- USB対応
USB端子を持つPCで使用可能で、専用のレシーバー(受信機)を取り付けて接続します。製品数がとても多く、価格も手頃です。
- Bluetooth対応
Bluetooth機能搭載の機器に接続できます。Bluetooth機能のない機器でも、Bluetoothアダプターを装着することで使用可能です。基本的にレシーバー不要なので、USB対応より持ち運びに便利ですが、USBタイプより高価です。
もし有線タイプのマウスを使っていて、ケーブルを邪魔に感じたことがある場合、ぜひ「ワイヤレスタイプ」を試してみては如何でしょうか? 煩わしさがなくなり、作業効率が上がるかもしれません。但しマウス本体に電池が必要なので、肝心な時に使えない、なんてことがないように注意しましょう。
マウスの種類
次にマウスの種類について、簡単にまとめてみました。現在のマウスは、主に下表の4種類があります。
① 光学式(赤色LED)
一般的に低価格で最も普及している製品です。光沢面や白色面では反応しない欠点があります。
② IR(赤外線LED)タイプ
消費電力が低く、電池1本で1年以上使用できる製品もあります。一方、光学式と同じく、光沢面や白色面での反応が弱い弱点があります。
③ レーザータイプ
青色LEDより若干読み取り性能が劣るようですが、光沢面や布の上での読み取りも可能です。一般的に販売価格が高いことが難点です。
④ 青色LED
周波数の短い青色光線を用いる為、読み取り精度が非常に高いのが特長です。また光沢面も含めたあらゆる場所での操作が可能です。
マウスの製品価格は、店頭、ネット通販でも、数百円から数千円程度です。
また上記以外に画面スクロールに便利なホイール機能、任意の機能を設定出来る複数のファンクション・ボタン付きの製品があります。大きさも携行に便利な小型タイプや、長時間の使用でも疲れにくい工夫が施された形状の製品もあります。
このコラムでは全てはご紹介出来ないですが、楽しみながら仕事に取り組める環境を整えるキッカケとして、一度 お手元の「マウス」を見直してみて頂ければと思います。
以上