DMA(動的粘弾性測定)

DMA(動的機械測定)は高分子材料に周期的な振動荷重を与え、生じる応力と
位相差から、弾性や粘性を温度の関数として測定する分析です。ガラス転移、
緩和など高分子の分子運動や分子構造に関わる情報を得ることができます。

装置概要

DMA装置概要
DMA分析のデータイメージ

貯蔵弾性率(E‘, G’)  :試料の弾性特性を反映
損失弾性率(E’’, G’’)   :試料の粘性特性を反映
損失正接(tanδ=E’’/E’):振動吸収性を反映

測定モードと試料サイズ

試料の形状と、試料にどのような力が加わった時の変化を観察したいかでモードを選択します

必要な試料サイズ

 長さ厚さ適した材料 
引張り25~55mm0.001~3mm~10mmフィルム等、単一材料 
両持ち曲げ50mm~5mm~16mm板、複合材 
3点曲げ55, 50, 45mm~5mm~16mm  
ずり(せん断)最大断面形状10x10mm~6mm   
圧縮最大断面φ15mm最大高さ~15mm ゴム・スポンジなど 

測定可能条件(ご相談ください)
温度:-150~600℃
周波数:0.01~200Hz
荷重:0.1mN~18N