DSC(示差走査熱量分析) DSC(示差走査熱量分析)は試料の温度変化によって発生した基準物質との温度差から、熱量差を求め、試料の吸熱/発熱の度合いを観察する分析手法です。 装置概要(熱流束DSC) ・試料と基準物質をそれぞれ容器に入れ加熱又は冷却・ヒートシンク→熱抵抗体→ホルダーを通じて熱を 伝達し試料と基準物質に熱を加える。・試料に発熱や吸熱が生じると試料温度と基準物質 温度に差が生じる。この温度差は熱流差に比例する ことから両者の熱流差により発熱や吸熱の量を測定 することができる。 DSC分析により得られる情報 DSCデータの例(樹脂材料) 【分析事例】①熱硬化性樹脂のガラス転移温度測定による硬化度相対的評価②熱可塑性樹脂の結晶化度測定③比熱容量測定 測定可能条件/必要サンプル量(ご相談ください)温度範囲: -90℃~550℃必要サンプル量:5~10mgサンプル形状:フィルム、粉末、バルク お問い合わせはこちらから 株式会社アイテス 品質技術部 TEL:077-599-5020 メールでのお問い合わせはこちらから