PVScope ~日中屋外で、発電を止めずに診断。~ 日中の屋外で稼働中の太陽光発電設備を非接触で診断できるPL検査装置。撮影と画像解析により、不具合や劣化の兆候をその場で可視化します。 システムの特長 01 日中屋外で非接触検査地上到達光の暗線波長域を活用する光学設計により、暗室不要でPL信号を取得。発電を止めずに検査できます。 02 その場で即時判定撮影画像を高精度な画像解析で処理し、PL強度の二値化などにより異常傾向を可視化。現場で保守判断が可能です。 03 客観データで再現性定量的な画像データに基づくレポート出力により、保守履歴の信頼性向上と継続的な設備健全性評価に寄与します。 04 既設設備に容易に適用特別な電気的接続や暗室環境を必要とせず、住宅用からメガソーラまで幅広い現場に導入できます。 仕組みとワークフロー STEP1撮影(DAY-PL装置)対象パネルを撮影し、PL信号を取得します(6枚等の複数枚撮影にも対応)。 STEP2画像解析ソーラーパネル1枚ずつを識別し、PL強度を数値化・二値化。正常/異常の傾向を判定します。 STEP3結果表示・レポート現場で結果を提示、レポート出力により保守履歴として蓄積できます。 *本装置は不具合や劣化の兆候を可視化するものです。最終判断は現場状況や他計測結果と併せて行ってください。 主な仕様(暫定) 検査方式対象出力運用連携 日中屋外対応PL撮影+画像解析結晶シリコン系太陽電池モジュール(他は要相談)セル判定結果、PL強度マップ、レポート(PDF/画像)発電中に検査可能、非接触・非破壊他計測(抵抗測定/IV特性 等)との統合評価に対応予定 *仕様は開発・改良により予告なく変更となる場合があります。 想定導入先・用途 発電事業者・O&Mメガソーラ等の広域点検を効率化。発電停止を最小化し、稼働率維持に貢献。 施工・メンテナンス会社住宅用~中規模設備のアフター点検を容易に。現場での説明資料にも活用。 メーカー・研究機関屋外条件でのセル特性把握や信頼性評価の補助データとして活用。 項目検査時間帯運転停止現場適用性結果の扱い 従来PL(暗室・夜間)夜間中心/暗室必須停止が必要な場合あり制約が多い画像中心/後処理 PVスコープ日中屋外で実施可能発電中でも検査可能既設設備に適用容易現場即時解析・レポート FAQ どのような不具合が分かりますか?PL信号の変化から、外観では確認できないシリコンウエハの結晶欠陥や劣化の傾向を可視化します。最終的な故障特定は、抵抗測定やIV特性など他の計測と併用して総合的に判断します。 導入までの流れを教えてくださいヒアリング→デモ・評価→仕様調整→お見積り→納入・トレーニング→運用サポート、の順で進めます。 既設の点検ツールと連携できますか?抵抗測定(ソラメンテシリーズ)やIV計測の結果と合わせ、統合レポート化に対応予定です。 価格はどのくらいですか?構成や支援内容により異なります。まずはお問い合わせください。