様々な材料の使用環境における強度を知る事は、材料を使った製品設計等において重要な指標となります。
加温環境下での万能材料試験機(オートグラフ)を用いた、プラスチックフィルムの引張試験サービスを
ご紹介します。
in-situ引張試験
引張試験は材料を一定速度で引張った時の荷重及び変位量(伸び)を測定し、材料の物理特性や機械特性を求める試験です。試験片を恒温槽内で引張ることで、これらの特性の温度依存性を求め、把握することが出来ます。
フィルム引張弾性の温度依存性
OPP※1フィルムを温度を変えて引張試験を行った結果を示します。温度上昇に伴いフィルムの弾性率/ヤング率(点線の傾き)が減少する様子が見て取れます。
※1 延伸ポリプロピレン
試験条件
ロードセル:1kN
引張速度:20mm/min
チャック間距離:100mm
サイズ:厚み0.03mm
長さ25mm
短冊状
アイテスでは温度環境下における材料物性試験の対応が可能です。測定したい材料、物性に合わせて、条件を提案させて頂くことも可能です。お気軽にご相談下さい。