DSC(示差走査熱量分析)

DSC(示差走査熱量分析)は試料の温度変化によって発生した基準物質との温度差から、
熱量差を求め、試料の吸熱/発熱の度合いを観察する分析手法です。

装置概要(熱流束DSC)

DSC装置概要

・試料と基準物質をそれぞれ容器に入れ加熱又は冷却
・ヒートシンク→熱抵抗体→ホルダーを通じて熱を
 伝達し試料と基準物質に熱を加える。
・試料に発熱や吸熱が生じると試料温度と基準物質
 温度に差が生じる。この温度差は熱流差に比例する
 ことから両者の熱流差により発熱や吸熱の量を測定
 することができる。

DSC分析により得られる情報

DSCデータの例(樹脂材料)

樹脂材料のDSC分析データ

【分析事例】
①熱硬化性樹脂のガラス転移温度
測定による硬化度相対的評価
②熱可塑性樹脂の結晶化度測定
③比熱容量測定

測定可能条件/
必要サンプル量(ご相談ください)
温度範囲: -90℃~550℃
必要サンプル量:5~10mg
サンプル形状:フィルム、粉末、バルク