信頼性試験/環境試験

JIS・JEDEC・MIL等の標準規格に準じた環境試験装置を使用し、様々な製品、部品及び材料の信頼性評価受託試験・サービスを提供いたします

接着剤の耐湿熱試験

身近なものから工業製品まで様々な場面で使用される接着剤は、水分や熱の影響によりダメージを受け、接着力に影響が生じます。接着剤の湿熱試験に伴う接着強度がどのように変化するか調べてみました。 湿熱環境下保持後の接着強度 恒温恒湿試験機内に2種類の接着剤試験片を荷重が掛からないよう静置し、500h後に取出し、 引張せん断接着強度を測定しました。 湿熱環...

加圧繰り返し試験

気密性を要求される製品に対して、圧縮エアーを既定圧力で送り込み、漏れが発生しないか確認します。 また加圧⇔解放状態を繰り返す耐久試験を行うこともでき、環境試験槽との組み合わせで加温状態で実施することも可能です。 加圧試験機 規定圧力の圧縮エアーを送り込み一定時間保持し、圧力の確認結果から試験品で漏れが発生していないかを確認します。合わせて環境試験槽の中に試験品を設置することにより...

ランプ加熱試験(赤外線照射試験)

環境試験槽内で送風環境下における赤外線照射試験に対応可能です。雰囲気温度に対して試料表面の温度が高くなるような環境を再現できます。

液槽冷熱衝撃試験 LED通電

液槽冷熱衝撃試験において、LEDを常時通電点灯しながら試験が可能です。 試験中の点灯状態の確認や、電流値の常時モニター などの評価に対応いたします。 試験概要 液槽は液体を媒体に温度ストレスを与え、気槽より温度変化が急峻です。絶縁性の高い液体を使用しているため通電試験が可能で、試験中のLEDの点灯状態の確認や、電圧(電流)をモニターすることで、特性の変化点が確認できます。 ...

ハイパワー恒温恒湿槽での環境試験

ハイパワー恒温恒湿器を 2台導入しました!車載用部品等の温度サイクル試験・温湿度サイクル試験に最適です。

積層セラミックコンデンサ連続通電試験

故障モードをショート(短絡)と仮定して高温・高温高湿の環境下で直流電圧を連続通電しながら漏れ電流の変化を常時測定で把握する高温・高温高湿連続通電試験が可能です。 メーカー別、ロット別等の複数の製品の実力を比較する有効な手法の一つと考えます。試験基板の設計や作製から対応いたします。 連続通電試験の流れ(基板設計・作製~サンプル実装~通電試験~データ報告) サンプル仕様 試験条件等の確認...

促進耐候性試験【キセノンウェザーメーター】

キセノンウェザーメーターは、光源にキセノンアークランプを用いた促進耐候性試験機で、照射、温湿度、降雨などの暴露条件を組み合わせることで屋外や屋内の環境を人工的に再現し、自然暴露試験よりも短い時間で試験体の劣化を促進させて耐候性・耐光性を評価します。 特徴、試験方法 光源のキセノンランプは、太陽光の紫外・可視部に極めて近似した分光分布を持ち、適切なフィルタの使用と放射照度を正確に制御する...

結露サイクル試験

急激な温湿度変化で生じる結露は、製品の腐食やイオンマイグレーションによるリーク、誤動作を引き起こす原因となります。 結露サイクル試験は温度変化と加湿を行い、結露を強制的に繰り返し発生させ結露に対する評価を行います。 結露試験のしくみ 結露のメカニズム 水蒸気を含んだ空気が冷えた物体に触れて、空気が急激に冷やされることで水蒸気が水となり物体へ付着し、結露が発生します。 結露サイ...

はんだ耐熱性試験(SMD)

表面実装部品(SMD)のはんだ実装工程における耐熱性を評価します。実装までの吸湿を加湿処理で再現し、はんだ実装時の熱ストレスに相当する加熱処理で剥離やクラック等の有無を評価します。 はんだ耐熱性試験の流れ 初期測定 試験前の検査として、電気的特性、外観目視検査、X線観察、超音波顕微鏡観察 等 ↓ 温度サイクル (shipping condition) 輸送時の温度ストレスの再現 ...

恒温恒湿試験中の槽内撮影

前面ガラス窓の恒温恒湿槽とカメラを用いて、画面表示などの動作状態を撮影・監視を行いながらの環境試験に対応します。 前面ガラス窓の恒温恒湿槽を用いた試験中の槽内監視 恒温恒湿槽などを用いた環境試験中に試験対象物の状態確認のため、ロガーなどを用いたモニタリング(電圧・電流・抵抗、温度 等)を行う事は広く行われています。 ただし、試験中の機器の動作状況を監視することは専用の外部出力などが試験対象機...

冷熱衝撃試験のひずみ測定

材料に熱衝撃を加えると急激な熱応力が発生し、材料にダメージが生じ、電子部品の故障に繋がる事があります。冷熱衝撃試験におけるひずみの挙動を調べました。 冷熱衝撃試験とひずみ測定 冷熱衝撃試験装置にひずみゲージを貼り付けたサンプルをセットし、ひずみゲージの配線は槽外のデータロガーに接続して試験中のひずみデータをリアルタイムで記録します。 冷熱衝撃試験時のひずみ挙動 二種類の銅張積層...

吸湿ひずみの測定

高分子は吸湿すると膨潤し、乾燥すると収縮します。このような寸法変化により材料にひずみが生じます。ひずみゲージを用いて吸湿乾燥時のひずみの挙動を調べました。 吸湿ー乾燥によるひずみ挙動 2種類の片面板銅張積層板の樹脂面にひずみゲージをタテ、ヨコ方向に貼付け、湿度によるひずみ挙動を調べました。 加湿により吸湿して膨張し除湿により乾燥して収縮して元に戻りひずみも加湿前の状態に戻...

パワーモジュールパッケージ樹脂のひずみ測定

パワーモジュール、MOSFETといった半導体製品は半導体チップを保護するための樹脂によって封止がなされています。熱サイクルを掛けた際の封止樹脂のひずみ挙動をひずみゲージを用いて測定しました。 封止樹脂へのひずみゲージの取り付け 基板に実装された状態のパワーモジュールと、実装していない状態のパワーモジュールの表面にそれぞれひずみゲージと温度計を貼り付け、ひずみ測定を行いました。 使...

ゴム熱老化試験

材料の熱老化特性を評価することは、実使用環境における材料の特性を評価することに役立ちます。加硫ゴムの熱老化試験の事例を紹介します。 熱老化試験 JIS K6257(加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−熱老化特性の求め方)に準拠した手法でギアーオーブン内にゴム試験片を吊るし、熱処理時間を変えた試験片を作製しました。 使用装置 試験の様子 物性評価 加熱した天然ゴム(NR)を引張試験...

パワーデバイスの逆バイアス試験(最大2000V)

パワーデバイスの酸化膜及び接合部評価の高温逆バイアス試験(HTRB)が最大2000Vまで印加可能です。リーク電流のモニタリングを行い、デバイスの劣化状況の推移が確認できます。 特徴 ・ 最大2000Vを印加してパワーデバイスの高温逆バイアス試験が可能です。 ・ 高温及び高電圧通電によりデバイス劣化及び特性等の評価が可能です。 ・ 試験中のリーク電流のモニタリングにより、リアルタイム...

ディスクリート半導体(ダイオード)のIOL試験

小型のディスクリート半導体(ダイオード)を対象とした IOL試験(Intermittent Operational Life Test)やパワーサイクル試験(空冷)が求められています。これらの試験に対応いたします。 試験概要 常温環境下て通電ON/OFFを繰り返し行い、通電時のデバイス自身の発熱により温度変化によるストレスをデバイスに加えます。通電OFF時(冷却時)はファンによる強制冷却も行い...

パワーデバイスのHAST試験

MOSFET・IGBT等のパワーデバイスに対して高温・高湿度環境下で最大1000Vの印加が可能です。漏れ電流をモニタリングを行い、デバイスの劣化状況の推移が確認できます。 特徴 ・最大1000Vを印加してパワーデバイスの不飽和蒸気加圧試験が可能です。・高温高湿下での通電により金属配線の腐食やマイグレーション等の評価が可能です。・試験中にモニタリングを行うので、リアルタイムで試料の...

冷熱衝撃試験

受託試験 冷熱衝撃試験のご紹介です。
試料を高温と低温に繰り返し晒し、ストレス評価を実施します。
主に、電子部品の接合部を評価します。

液槽冷熱衝撃試験 高温180℃対応

受託試験 液槽冷熱衝撃試験のご紹介です。
液体を媒体として温度ストレスを与えます。高温180℃対応で、車載用部品、高温対応の電子部品等の試験・評価に有効です。弱い箇所を探す場合或いは試験期間の短縮にも有効な試験方法です。

恒温恒湿試験/恒温恒湿バイアス試験

受託試験 恒温恒湿試験のご紹介です。
試料が、恒温/恒湿条件下に晒された場合の耐湿性の評価等に有効です。
恒温恒湿バイアス試験は、イオンマイグレーション評価等のために実施されます。

超低温恒温恒湿試験器 《 -70℃ 》

受託試験 超低温恒温恒湿試験のご紹介です。
「-70℃」の低温での試験が可能です。また、一定の温度・湿度の条件での試験実施及び恒温恒湿試験器は温湿度を制御する事が出来る為、プログラム運転での温湿度サイクル試験も対応ができます。

高温試験 / 高温動作試験

受託試験 高温試験/高温動作試験のご紹介です。
試料を高温条件下に晒し、耐熱性を評価するために実施されます。接合部界面部のボイド発生等の劣化評価にも有効です。
他の試験の前処理(乾燥・脱湿処理)として実施される事も多くあります。

高度加速寿命試験

受託試験 HAST(High Accelerated Stress Test):高度加速寿命試験のご紹介です。
密封容器にて100℃以上の温度で湿度を掛けて、試料の耐湿評価やパッケージの気密性の評価などの目的で実施されます。

In-Situ 常時測定 信頼性評価試験サービス

受託試験 In-Situ常時測定 信頼性評価のご紹介です。
特性を測定しながら、ストレスを印加し信頼性評価試験を行います。
常時特性を測定しますので、故障発生を見落とすことがありません。

パワーサイクル試験

受託試験 パワーサイクル試験(継続通電試験)のご紹介です。
パワーモジュールに関する主要な評価項目として、適用されています。
パワー素子に規定の電力を消費させ、決められた時間内で断続通電を行い、試料の信頼性を評価します。同時に熱抵抗測定も可能です。

イオンマイグレーション試験

受託試験 イオンマイグレーション試験のご紹介です。
製品の軽小短への推移によって事前評価としてますます重要な試験となってきています。評価の概略及び試験実施の内容及び使用している常時測定(In-Situ)装置の有用性について紹介します。

恒温恒湿下での材料評価試験

受託試験 恒温恒湿試験での材料評価のご紹介です。
製品の構成材料、または開発材料の耐湿評価が可能となります。
さらにその結果から、製品開発および材料開発において、その素材構成または分子設計を検討するための貴重な情報を得ることができます。

高温対応 車載用電子部品評価

受託試験 高温対応 車載用電子部品評価のご紹介です。
車載用電子部品は、電気特性安定性・はんだ接合部・実装パッケージの信頼性評価が重要です。高温劣化評価のための信頼性試験から、劣化箇所の分析解析まで受託いたします。

高温下での材料評価試験および焼成サービス

受託試験 高温試験例のご紹介です。
特性を向上させた機能性材料・複合材料の耐熱性を評価することが可能です。プラスチックなどの有機材料、イオン化傾向の大きい金属などを評価致します。

高温逆バイアス試験 / 高温高湿バイアス試験( パワーデバイス/実装品の信頼性評価 )

受託試験 高温逆バイアス試験/高温高湿バイアス試験のご紹介です。
高温逆バイアス試験では、高温および高電圧(~800V)の逆バイアス印加を行い絶縁劣化・破壊の評価を実施します。高温高湿バイアス試験では、高温高湿状態での実装材料等の高温および吸湿による絶縁の劣化による耐久性評価を実施します。

低抵抗In-Situ常時測定試験

受託試験 低抵抗In-Situ常時測定試験のご紹介です。
信頼性試験環境下においてのストレスを印加しながら導通(低抵抗値)の変化を常時測定することが出来ます。多層基板や微細配線基板等の評価を行なうことがあります。