XPSによるバンドギャップの簡易測定

半導体や絶縁物の中で、比較的バンドギャップが広い物質や薄膜のバンドギャップを、XPSを使用して簡易的に測定することが可能です。...

ビニルポリマー(樹脂材料)のIR分析

ビニルポリマーには多くの種類があり、その側鎖の分子構造によってさまざまな特性を発現します。また、その側鎖の結合配置(立体異性体)により、結晶性に差が生じます。本資料では、ビニルポリマーの中でも代表的な、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、塩化ビニル(塩ビ)のIR分析を行った結果をご紹介します。...

透明樹脂のFT-IR分析

PMMA(アクリル)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネート)はその透明性という特徴を活かし、多くの用途に使用される。液晶ディスプレイの周辺部材、モバイル端末画面の保護フィルム、ヘッドライトカバー、光ファイバー、繊維など産業用製品には欠かせない材料である。本資料では、それらの原料(ペレット)をIR分析した結果をご紹介します。...

光硬化樹脂中 重合開始剤の分析

フォトレジスト材、ダイシングテープ等に用いられる光硬化性樹脂には、光を吸収して活性種を生成する光重合開始剤が添加されています。GCMSを用いてUV硬化樹脂中の光重合開始剤を分析しました。...

偏光フィルム、および光拡散フィルムの劣化分析

偏光フィルム、および光拡散フィルムは、LCD製品、意匠デザインなどに使用されています。温度や湿度など使用環境により劣化することがあり、偏光、拡散という特性が低下することで、液晶画面やデザイン等に影響を及ぼします。温度湿度の負荷による劣化状態を、FT-IRにて分析した事例をご紹介します。...

EBSDによる解析例(ネジ)

ネジ(Cu2Zn)について、EBSDによる解析例を紹介致します。...

EBSDによる解析例(セラミック)

セラミック(Al2O3)について、EBSDによる解析例を紹介致します。...

EBSDによる解析例(シリコンウエハ)

EBSDの事例として、シリコンウエハを示します。測定したシリコンウエハは単結晶であるため、IPFマップ、極点図、逆極点図は比較的シンプルな結果になりました。...

EBSDによる解析例(カニカン)

長期の使用により破損したカニカンの破断部について、観察、元素分析、EBSDによる解析を行いましたので紹介致します。...

EBSDによる解析例(ウィスカ)

ICパッケージのリード端子に発生したウィスカについて、機械研磨にて断面を作製し、SEM観察及びEBSD解析した事例を紹介します。...

EBSDによる解析例(Chip)

Chip表面の配線(Al)について、EBSDによる解析例を紹介いたします。...

表面分析ガイド

様々な表面分析手法を用いて、異物、変色、汚染などのお困りごとの解決に向けてお役立て致します。...

XPS(ESCA)による変色変質素材の表面分析

素材は、使用環境により変質変色することが多い。変質変色により製品の性能や意匠性に問題が生じるが、化学分析によりその分子構造の変化を把握解明することで、問題の対策や回避が可能となります。本資料では、表面分析による元素および結合状態分析で比較検証した事例をご紹介します。...

化学分析の流れ

アイテスでは様々な化学分析サービスを承っております。化学分析の手法や進め方をご紹介します。...

材料の信頼性試験から化学分析までご対応します。

製品を構成する素材は多種多様ですが、製品性能は素材の特性が鍵を握ることも少なくありません。アイテスでは、素材の信頼性試験から観察、物理/化学分析まで一貫対応いたします。本資料では、プラスチック材料の紫外線/恒温恒湿負荷前後の分子構造、および熱特性変化の比較評価を行った事例をご紹介します。...

メルトフローレイト(MFR)測定評価サービス

プラスチックの押出/射出成形加工は、その原料の耐熱温度(融点 Tm)に応じて条件設定されるが原料の劣化変質により、決められた設定温度で成形加工が困難となるケースもある。プラスチック原料のペレットや粉末のメルトフローレイト(MFR)を確認することで、従来品と変化がないかを把握することができます。...

SEG-LCDパネル表示不良解析

液晶パネルに表示不良が発生した場合、再発防止のためその原因を解明する必要があります。本資料では温度負荷によって表示ムラが発生したパネルAと表示不良が確認されていないパネルBについて、化学分析により比較解析した事例をご紹介します。...

ICP発光分光分析(ICP-AES)

ICP発光分光分析では試料中に含まれる金属元素などを複数同時に検出することが出来ます。ここでは液晶中に含まれる微量な金属元素の分析例をご紹介します。...

色差計による樹脂の表色系、および透過率評価

樹脂は、成形加工、および調色がしやすいため多くの製品で使用されています。使用される環境によっては、変色しやすいことも事実であり、信頼性試験前後の表色系、および透過率の評価は欠かせません。本資料では、透明樹脂の恒温恒湿試験前後における表色系、透過率の変化結果をご紹介いたします。...

高分子構造変化の解析

高分子の分子構造はその特性に影響を与え、高分子製品の物性に影響します。高分子鎖が集合してつくる高次構造を分析的手法により評価してみました。...

信頼性試験、曇価(ヘーズ)測定、IR分析のセットメニューサービス

プラスチック(樹脂)素材は、使用環境により変色、変質する場合があります。透明素材は、その透明性、高い透過率が価値ある特性となりますが、劣化変質によりその特性が低下することで、素材としての機能を失います。恒温恒湿試験前後の曇価(ヘーズ)測定、IR分析で素材の特性、分子構造変化が把握できます。...

EGA-MS分析、熱脱着・熱分解GC-MS分析によるPTP梱包シート分析

工業製品には様々な材料が使われており、例えばポリマーには、添加剤などの低分子成分とポリマーそのものである高分子成分が含まれます。GCMS分析では低分子成分は比較的低い温度で揮発する一方、高分子成分は高温で分解させてから分析する必要があります。ここでは錠剤の梱包に使われるPTP梱包シートのポリマー成分と添加剤成分を分析した例を紹介します。 ...

自記分光光度計による透過率測定サービス

透明素材の透過率は、使用される製品のスペックに重要な特性項目であり、熱、湿度、紫外線などによる劣化でその特性が低下、または失われる場合があります。本資料では、装置原理とともに、透明樹脂の恒温恒湿試験前後での透過率の変化を比較評価した結果、および考察内容をご紹介します。...

素材の信頼性試験、および試験後の化学分析評価のご紹介

製品を構成する素材の、熱、湿気負荷による信頼性試験は必須であるが、試験後の分析評価もまた、欠かすことのできないプロセスです。本資料では、恒温恒湿試験前後の素材分子構造変化をIR分析にて検証した事例をご紹介します。...

EPMA分析における7つの分光結晶

EPMAには7つの分光結晶があり、目的とする元素の波長に合わせて分光器を選択することで、エネルギー分解能や検出感度が良く、微量成分の定量分析やマップ分析等で優れた結果を得ることが出来ます。...

ランプ加熱試験(赤外線照射試験)

環境試験槽内で送風環境下における赤外線照射試験に対応可能です。雰囲気温度に対して試料表面の温度が高くなるような環境を再現できます。...

樹脂の変質劣化をFT-IR分析で確認してみませんか?

樹脂の劣化は、目に見える変色もあれば、見えない変質もあります。変色は外観変化で不具合と把握できるが、見えない変質は、強度低下に繋がり様々な不具合の起点となります。IR装置による分析は、その変質による分子構造変化を把握できます。...

色差計による透過率、黄変度(黄色度)評価

製品構成素材を、透明、色彩豊かにすることで、製品用途に必要な機能特性や芸術性、意匠性などが付与されますが、使用される環境により黄変(変色)し、それらの特性が損なわれることがあります。 透明度、色彩を人の目の感覚ではなく、...

パネル偏光板劣化解析

液晶パネルに使用される偏光板はトリアセチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリエチレンテレフタレートなどを貼り合わせた多層フィルムで出来ています。ここではHS-GCMS分析、熱脱着GCMS分析による偏光板の劣化解析例を...

分析と化学反応機構で研究開発をアシストします!

研究開発において、分析や評価はチェックポイントとして欠かせないプロセスであり、その注目すべき対象には製品の構成材料が候補となることが多々あります。アイテスは、保有する多種多様な機器分析装置、観察装置、信頼性試験装置、そし...

透明素材の曇価(ヘーズ)測定、全光/拡散透過率測定

透明フィルム/シート、ガラス、ITOなどの素材は、その光透過率や曇価が製品特性に影響を与えます。これらの材料はディスプレイ製品などの構成素材やアート、集光、その逆の遮光など目的や用途も様々です。アイテスでは、素材の曇価、...

ミクロトームによる眼鏡レンズコート層の観察

眼鏡やカメラ等のレンズには様々なコート層が施されています。眼鏡の場合、プラスチックレンズを保護するハードコートや光の反射を抑える反射防止コート、紫外線カットするUVコート等、複数のコート層が施されています。これらの層は非...

大型試料の断面観察

大型試料 (65mm×28mm) の断面作製と内部構造の観察を行った。本試料は磁性材料が用いられている。SEM観察は像が歪んでしまうため、光学顕微鏡による観察を主とした。 大型試料 (膨張弁) の断面観察事例 外観とX線...

アルミ溶接部(スポット溶接)の観察

アルミスポット溶接部の内部を非破壊検査で観察。 その結果から観察箇所を選定し、機械研磨による断面観察を実施した。 アルミスポット溶接部の観察事例 – X線透視による内部観察 非破壊検査・X線透視観察を実施 → 溶接部の内...

ヘッドスペースGC-MS分析法によるアウトガス分析

製品の構成材料や梱包材、緩衝材などに溶剤や低分子有機物質、未反応物質が残存するとそれらがアウトガスとして、拡散、または構成素材に浸透し製品寿命や特性、および環境人体に影響を与える場合があります。残存する微量な物質の定性分析、定量分析にはGCMSのヘッドスペース法が有効となります。本資料では液晶パネルに使用される偏光板のアウトガス成分を定性分析した事例をご紹介します。...

銅端子の断面観察とSEM/EDXによる元素分析

銅端子接合部の状態や接合方法、部材の種類を調査するため、断面観察 及び SEM/EDXによる元素分析を実施しました。 銅端子の断面観察事例 – 試料の外観と断面作製 抵抗測定用銅端子治具の接合部について断面作製を実施。 ...

樹脂材料(半導体/LED用途)の分析

MOSFET、ICといった半導体製品、LEDパッケージには、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂といった樹脂材料が多く使用されています。これらの特性は製品の性能に大きく寄与します。 アイテスではこれらの樹脂材料を分析し、製品性能...

化学反応機構研究所 材料劣化解析(PETの分解・劣化)

ポリマー材料は日常品から工業用品まで幅広く用いられ、強度、透明性、耐薬品性など、製品の目的に応じた様々なポリマーが存在します。手軽に使える反面、環境によっては容易に劣化し様々なトラブルを招く事があります。ここではポリエチ...

有機物の分子構造を、もっとはっきりさせてみませんか?-フタル酸エステル類の1H-NMR分析編

有機化合物には同じ組成式・示性式でも構造が異なる構造異性体が存在します。類似分子構造の化合物を区別し、側鎖、置換基の結合位置や枝分かれ構造などの構造解明にNMR分析は有効な手法です。RoHs対象物質で気になる、フタル酸エ...

化学反応機構研究所 フタル酸エステル類の1H NMR分析

有機化合物には同じ元素組成であっても構造が異なる構造異性体を持つものがあります。フタル酸エステルではベンゼン環上での置換場所が異なるだけで、その化合物の性質は大きく異なります。似通った構造の化合物を区別して同定するにはNMR分析やGCMS分析が有効です。...

超微小硬度計による負荷除荷モード&カラーフィルター測定例

コーティング剤、複合膜構成素材、各種成形品等に使用されるスーパーエンプラポリアミドイミド(PAI)膜の変色原因を分析。反応機構により解明した事例をご紹介致します。...

反応熱分解GCMSによる検出困難物質の分析

通常の熱分解GCMSでは試料を加熱し揮発した成分を検出しますが、加熱では揮発しない成分や検出感度の低い成分の分析は困難です。試料に特殊な試薬を添加し、加熱することで通常では検出困難な物質の検出が可能になります。 事例① ...

顕微ラマンによる金属腐食の分析

ラマン分光分析は有機物だけでなく、金属酸化物などの無機化合物の分析も可能です。 鉄表面に発生した錆の分析 鉄の錆発生メカニズム 鉄の腐食過程は上記のような機構で進行し、腐食の進み具合により種々の化合物が混在します。 Fe...

DMA(動的粘弾性測定)

DMA(動的機械測定)は高分子材料に周期的な振動荷重を与え、生じる応力と位相差から、弾性や粘性を 温度の関数として測定する分析です。ガラス転移、緩和など高分子の分子運動や分子構造に関わる情報を 得ることができます。...

TMA(熱機械測定)のご紹介(半導体封止材)

熱機械測定(TMA)は、試料に一定の荷重をかけた状態で試料温度を変化させ、試料の寸法変化を測定する手法です。 材料の熱膨張、熱収縮、ガラス転移温度、などの情報が得られます。 ...

化学反応機構研究所 異種材料界面剥離メカニズム①

類似分子構造を有する異種材料は相溶性や特性の類似により複合製品の開発発展と拡大に期待が持てます。 しかし、一方で思わぬ落とし穴も…。PET、PENフィルムの線膨張率の違いとその差異を生むメカニズムを解明した事例をご紹介します。...

化学反応機構研究所 材料変色原因解明事例

コーティング剤、複合膜構成素材、各種成形品等に使用されるスーパーエンプラポリアミドイミド(PAI)膜の変色原因を分析。反応機構により解明した事例をご紹介致します。...

XPS角度分解法による薄膜層の深さ方向分析

通常のイオンエッチング法では測定が困難な表面付近nmオーダーの均一な薄膜の深さ方向分析を実現します。 ...

顕微ラマンによる樹脂材料結晶化度分析

顕微ラマン分光光度計によって得られるスペクトルから、ピークの半値幅の違いにより、微細な範囲で樹脂材料の結晶化度を求めることができます。 ラマン分光法による樹脂材料の結晶化度分析 ラマンスペクトルの線幅は結晶性を反映して変...

顕微ラマンによる多層材料分析

共焦点光学系が採用されている顕微ラマン分光光度計で、顕微鏡のように深さ方向に焦点位置を 変化させ、多層膜の表面から各層の材料分析が可能です。...